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              -  福岡女子大学かすみ祭実行委員会?人間環境学部環境理学科?地域連携センター女性生涯学習研究部門?
              
-               コンソーシアム?福岡 共催
            
   
            
              - かすみ祭特別講演会
 
              -  「環境問題について学ぶ」
 
              - 本講演会は終了しました。ご来場いただきました皆様に厚く御礼申し上げます。
            
  
            
              
                
                  | 日  時 | 
                   平成24年11月3日(土?祝) 14:00~16:00 | 
                 
                
                  | 会  場 | 
                   福岡女子大学 附属図書館1階 視聴覚室 | 
                 
                
                  | 概  要 | 
                   例年、実施されている「環境問題について学ぶ」の特別講演会を、今年のかすみ祭では、最近女子大に着任されたお二人の先生による講演会として企画しました。 
                   猪股先生には生物多様性についてお話いただきます。藤岡先生には今話題の原子力と再生可能エネルギーについてお話いただきます。 
                   秋の一日、最先端の科学に触れてみませんか。 | 
                 
                
                  | 対  象 | 
                   どなたでも受講できます。 | 
                 
                
                  | 受 講 料 | 
                   無料 | 
                 
                
                  | 受講方法 | 
                   事前申込みは不要です。当日、会場までお越しください。 
                   
                    ※当日は学園祭開催中のため、駐車禁止です。 
                      公共交通機関の利用をお願いいたします。 | 
                 
                
                  | 講 演 1 | 
                  「遺伝子でみる自然のすがた」 
                      講師:猪股伸幸 准教授(福岡女子大学国際文理学部環境科学科) 
                   
                   環境問題について考える際のキーワードの一つに生物多様性があります。生物多様性にはいくつかの階層があり、そのうちのひとつが遺伝的多様性です。ここでは、遺伝的多様性に焦点を絞り考えてみましょう。生物の生息域が環境破壊等により狭められると、個体数が減少し、遺伝的多様性が失われます。その結果、少数の個体から構成される集団では近親交配がおこる頻度が高くなり、繁殖力や生存率の低下などが生じます。また、個体数の減少に伴う遺伝的多様性の消失によって、将来の環境変化に適応して進化する潜在的能力が失われると考えられています。つまり、遺伝的多様性が消失すると短期的にも長期的にも絶滅リスクがあがるのです。この問題の対策を考えるためには、現在の遺伝的多様性のパターンはどのようになっていて、それはどのようにして形成されたのか、などについて知っておくことが重要となります。これらのことはDNA
                  を調べると推測することが出来ます。DNAは、個体を形作り生命活動を維持する、いわゆる「生命の設計図」ですが、それと同時に、DNAには「生命の歴史」が刻まれているからです。今回の講演では、DNAの視点で自然界を眺めるとどのようなことがわかるのか、遺伝子から読み解いた自然のようすを紹介します | 
                 
                
                  | 講 演 2 | 
                  「原子力と再生可能エネルギー ~どちらを選ぶ?~」 
                      講師:藤岡祐一 教授 (福岡女子大学国際文理学部環境科学科) 
                   
                   日本のエネルギー自給率は4%です。エネルギーと資源を輸入して、付加価値の高い製品を輸出し、日本人はたいへん豊かな社会を築きました。技術開発と工業力が切り札でした。しかし、最近の重量当たりの価格を比較しますと、例えばテレビが6千円/kg、松阪牛は3万円/kgです。見方によっては、工業技術よりも、牛の飼育技術の経済価値が高いとも言える時代です。いろいろな国が工業技術力を高め、商品のセールスポイントとして、日本の技術力が魅力を失いつつある分野が拡大しているようです。そろそろ過去の日本の工業化による成功体験を見直して、途上国との分業も視野に入れ、次の社会をイメージしたエネルギー政策を考えてみる時期です。3.11の福島原発の事故は、豊かな社会に貢献するはずの原子力が、逆に大きな脅威となることを実感させられました。これからの日本のエネルギーを何に頼るかを、考え直さざるをえないシチュエーションに至りました。再生可能エネルギーを原子力の代替に据えたいのですが、再生可能エネルギーにも長所と欠点があります。それらを理解した上で、国内で調達可能なエネルギーを拡大し、エネルギーを高温から低温までフルに使えるようなエネルギー社会の仕組みについて話をしたいと考えています。 | 
                 
              
             
             
             
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             問い合わせ先 
              福岡女子大学 環境理学科 もしくは 地域連携センター女性生涯学習研究部門 
               〒813-8529 福岡市東区香住ヶ丘1-1-1 
               TEL:092-661-2411(代表) FAX:092-661-2420(代表) 
             
             ?福岡女子大学 環境理学科 
               TEL:092-673-0262(環境理学科直通?担当 佐藤) FAX:092-673-0262(直通) 
               E-mail:sato@fwu.ac.jp (★を@に変更してください) 
             
             ?福岡女子大学 地域連携センター女性生涯学習研究部門 
               TEL/FAX:092-661-2728(直通)E-mail:rcle★fwu.ac.jp (★を@に変更してください) | 
           
         
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